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またたび・キャットニップの選び方比較|粉・スティック・スプレー・またたび玉を中立比較

対象の目安: 成猫〜シニア

リクグッズ・遊び担当
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またたび・キャットニップの選び方比較|粉・スティック・スプレー・またたび玉を中立比較

「またたび」と書かれた粉、スプレー、丸い玉、枝、けりぐるみ。ペットショップの棚にはいろいろな形の"猫の嗜好品"が並んでいて、そもそも何が違うのか、うちの子には何を選べばいいのか迷ってしまいます。まず知っておきたいのは、またたびとキャットニップは名前も似ていますが別の植物で、反応する猫の割合も少し違うということ。そのうえで、粉・スプレー・実(またたび玉)・枝・おもちゃといった製品タイプには、それぞれ向き不向きがあります。この記事では、運動不足の解消や爪とぎ・おもちゃへの誘導に使う道具として、タイプの違いと選び方、そして与えすぎないためのコツを中立に整理します。

またたびとキャットニップは別の植物

まず押さえておきたいのが、またたびとキャットニップは別物だということです。またたびはマタタビ科のつる性植物で日本や東アジアに自生し、キャットニップはシソ科(ミントの仲間)のハーブで、西洋またたび・イヌハッカとも呼ばれます。効かせる成分も異なり、キャットニップはネペタラクトンという成分が猫の嗅覚受容体を刺激します。またたびは別の成分を含み、反応する猫の割合が高い傾向です。

Carelogyの解説では、キャットニップに反応するのは約50〜70%の猫で、遺伝的に反応しない猫もいる一方、またたびは約80%の猫に効果があり、キャットニップに反応しない猫でも反応することがあるとされています。どちらも効果は5〜15分程度で、体をこすりつけたりゴロゴロ転がったりといった行動がみられます。一般に、またたびの方が反応が強く、キャットニップは穏やかで反応しない猫もいる、と考えておくとよいでしょう。

キャットニップがシソ科でネペタラクトンが嗅覚受容体を刺激し約50〜70%の猫が反応すること、またたびはマタタビ科で別成分を含み約80%の猫に効果があってキャットニップに反応しない猫でも反応しうること、効果は5〜15分程度であることについて。Carelogyより。

反応は個体差が大きく、生まれつき反応しない猫も一定数います。子猫のへやの解説では、約21%の猫が生まれつきまたたびに反応しない体質だと紹介されています。「うちの子は無反応だった」という場合も珍しくないので、無理に量を増やそうとしないことが大切です。

約21%の猫が生まれつきまたたびに反応しない体質であること、若い猫にくらべ高齢の猫は激しい反応を示す割合が下がる傾向があることについて。子猫のへやより。

ネペタラクトールの研究も話題に

またたび反応は長らく謎でしたが、京都大学の発表によれば、岩手大学・名古屋大学・英国リバプール大学との共同研究で、またたび抽出物から強力な活性物質「ネペタラクトール」が発見され、この反応が蚊を忌避するために猫がにおいを体に擦りつける行動であることが解明されました。成果は2021年1月21日に国際学術誌『Science Advances』オンライン版に掲載されています。嗜好品としてだけでなく、猫にとって意味のある行動だという点は知っておくと面白いところです。

またたび抽出物から活性物質ネペタラクトールが発見され、マタタビ反応が蚊を忌避するためにおいを体に擦りつける行動であること、岩手大学・京都大学・名古屋大学・英国リバプール大学の共同研究で2021年1月21日にScience Advancesへ掲載されたことについて。京都大学より。

何のために使う?運動不足・ストレス解消・誘導

またたびやキャットニップは、単なる"ごほうび"以上に、暮らしの中で役立つ場面があります。目的をはっきりさせておくと、選ぶ製品タイプも決まりやすくなります。

  • 運動不足の解消: 遊びに乗り気でない猫を誘い、体を動かすきっかけに
  • ストレス解消・気分転換: 留守番前後や環境の変化のときに、短時間の気晴らしとして
  • 爪とぎへの誘導: 使ってほしい爪とぎ器に少量つけて、そこで研ぐ習慣づけに
  • おもちゃへの誘導: 飽きたおもちゃへの興味を取り戻したいときに

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製品タイプを中立に比較

またたび製品は形状ごとに使い勝手が違います。ペットスマイルニュースや子猫のへやの解説をもとに、代表的なタイプを表で整理します。

タイプ特徴向いている用途
粉末(パウダー)効果が出やすく量を調整しやすい。爪とぎに付属することも爪とぎ誘導・おもちゃに振りかけ・幅広く
液体スプレーエキスを吹き付ける。量を細かく調整しやすい縦型爪とぎ・布おもちゃ・飽きたおもちゃの復活
実(またたび玉)実や虫えい果を使ったタイプ。噛んで遊べるおやつ感覚・遊び。ただし丸呑みに注意
枝(スティック)反応は穏やかめ。噛んで遊ぶかじり遊び・気分転換
けりぐるみ・おもちゃまたたび入りの布製おもちゃ一匹遊び・キック運動・ストレス発散

子猫のへやの解説では、またたびの虫えい果(虫こぶ)を粉にしたものが最も反応が強く、未加工の実や枝、葉ではほとんど反応しなかったという比較が紹介されています。粉末が使いやすく効果も出やすい一方で、遊びの要素を持たせたいならけりぐるみや玉、量を細かく調整したいならスプレー、と目的で選ぶのが現実的です。

またたびの虫えい果(虫こぶ)を粉にしたものが最も反応が強く、未加工の実・枝・葉ではほとんど反応がみられなかったという比較、においを嗅がせる与え方は刺激が弱い反面効果が長続きし、食べさせる与え方は刺激が強い反面すぐに薄れることについて。子猫のへやより。

粉末タイプは効果が高く爪とぎに付属していることが多くフードにも使いやすいこと、液体タイプはエキスで飽きたおもちゃに吹きかけると興味が復活するが水分が蒸発すると興味を示さなくなること、実は丸呑みの危険があるため削って少量ずつ与えるのが安全で効果は粉末より弱い傾向、枝は最も効果が薄くかじって遊ぶ用途であることについて。ペットスマイルニュースより。

選ぶ軸は「純度表示・形状・量調整・用途・年齢」

タイプの見当がついたら、次の軸で絞ると選びやすくなります。

またたび・キャットニップを選ぶときの軸

  • 原料や産地の表示があるか(虫えい果純末など、何を使っているか分かる)
  • 形状(粉・スプレー・玉・枝・おもちゃ)が用途に合っているか
  • 量を細かく調整できるか(初めてなら少量から試せるもの)
  • 目的(爪とぎ誘導/おもちゃ/ストレス解消)に合っているか
  • 猫の年齢や反応に合うか(子猫やシニア、無反応の子には無理をしない)

爪とぎのしつけに使うなら、縦型の爪とぎや麻紐にはスプレー、段ボールなど紙製の爪とぎには粉が扱いやすい、という使い分けがよく紹介されます。初めての場合は、反応が読めないので少量から。反応しない猫もいることを前提に、少なすぎるくらいから試すのが安全です。おやつと組み合わせて気を引きたい場合の考え方は

も参考になります。

与え方と注意点|少量から・多くても週1〜2回

またたびは正しく使えば楽しい道具ですが、使い方を誤ると逆効果になったり、体調を崩す原因になったりします。基本のルールを押さえておきましょう。

  1. 1

    ごく少量から始める

    粉末なら耳かきの先ですくった程度、ひと振り・ひとつまみから。反応と体調を見て、必要なら少しずつ調整します。
  2. 2

    頻度は空ける

    毎日漫然と与えると反応が鈍くなります。ごほうびや気分転換として、多くても週1〜2回程度にとどめます。
  3. 3

    目の届くところで

    与えている間は近くで見守り、興奮しすぎたら早めに切り上げます。使い終えたら手の届かない場所に保管します。
  4. 4

    体調の変化を見る

    大量に摂ると一時的に嘔吐や下痢が出ることがあります。半日以上続く・ぐったりするなど気になるときは動物病院へ。

子猫のへやでは、量の上限がはっきりしないため耳かきの先ですくった程度から始めて様子を見ること、毎日漫然と与えるのではなく何かのごほうびとして与えるのがよいことが説明されています。頻度についてCarelogyは週2〜3回程度を目安とし、毎日与えると反応が鈍くなる可能性、大量に摂取すると一時的に嘔吐や下痢を起こすことがあり半日以上続く場合は獣医師に相談すべきことを挙げています。反応の強さや個体差を考えると、週1〜2回程度から控えめに使うのが無難です。

量の上限がはっきりしないため耳かきの先ですくった程度から始めて猫の体調や反応を見ながら調整すること、毎日漫然と与えず何かのごほうびとして与えるのがよいこと、生後6ヶ月〜1歳ころから与えるのがよいとされることについて。子猫のへやより。

またたびもキャットニップも適量なら依存性・中毒性はないこと、頻度は週2〜3回程度が目安で毎日与えると反応が鈍くなる可能性があること、大量摂取時に一時的な嘔吐や下痢を起こすことがあり半日以上続く場合は獣医師に相談すべきことについて。Carelogyより。

注意

またたび自体に強い中毒性はないとされますが、与えすぎには注意が必要です。興奮した猫が暴れてケガをしたり、粉を大量に吸い込んで喉に詰まらせたり、実を丸呑みして誤飲・喉つまりを起こすことがあります。嘔吐・下痢・よだれ・強い興奮・ぐったりなどの体調変化がみられたら中止し、症状が続くときは動物病院に相談してください。てんかんや持病のある猫、妊娠中・体調不良の猫は使用を避けるか、事前に獣医師へ相談を。子猫(生後6か月ごろまで)は反応しにくく、無理に与えないでください。

ペットニュースストレージ(ペット&ファミリー損保)では、またたびに中毒性はないものの、興奮状態になった猫が暴れてケガをしたり粉末を大量に吸い込んで喉に詰まらせたりする可能性があること、粉末はほんのひと振り・ひとつまみ程度で十分なこと、体が弱っている猫やシニア猫にはあまり与えない方がよいこと、実の誤飲で開腹手術に至った事例があることが紹介されています。妊娠中の猫や去勢・避妊済みの猫は効果が薄いとも述べられています。

またたびに中毒性はないが興奮した猫が暴れてケガをしたり粉末を大量に吸い込んで喉に詰まらせる可能性があること、粉末はひと振り・ひとつまみ程度で十分なこと、毎日使うと効果が薄れること、体が弱っている猫やシニア猫にはあまり与えない方がよいこと、実の誤飲による開腹手術の事例があること、妊娠中や去勢・避妊済みの猫は効果が薄いことについて。ペットニュースストレージ(ペット&ファミリー損保)より。

うちの子は爪とぎを新調しても知らんぷりだったのですが、スプレーを軽く吹いたら急に興味を持って、そこで研ぐようになりました。効きすぎてハイになると困るので、量は控えめ、週1回くらいのペースにしています。

タイプ別に選ぶ

ここでは代表的な3タイプを取り上げます。猫の反応や目的に合わせて選び、価格や原料は各販売ページで確認してください。またたびに反応しない猫もいるので、まずは少量から試すのがおすすめです。

またたび粉末(パウダー)

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またたび粉末(パウダー)

価格の目安: 目安300〜1,000円前後

最も汎用性が高い定番タイプ。爪とぎ器やおもちゃに少量振りかけるだけで使え、量の調整もしやすいのが利点です。効果が出やすいぶん、初回は耳かきの先ほどのごく少量から。粉が舞って猫が吸い込まないよう、風のない場所で少しずつ使いましょう。まず一つ持っておくなら粉末が扱いやすいです。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

またたびスプレー(液体)

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またたびスプレー(液体)

価格の目安: 目安700〜1,500円前後

縦型の爪とぎや布おもちゃに吹き付けやすく、粉が散らからないのが魅力。飽きたおもちゃに吹くと興味が戻ることもあります。液体は乾くと効果が薄れるので、爪とぎ誘導では反応を見ながら数回吹き直すのがコツ。量を細かく調整したい人や、粉の飛散が気になる家庭に向きます。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

またたび入りけりぐるみ・おもちゃ

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またたび入りけりぐるみ・おもちゃ

価格の目安: 目安500〜1,500円前後

後ろ足でキックして遊べる、一匹遊び・運動不足解消向きのタイプ。遊びの締めに渡すと満足しやすく、留守番前の気晴らしにも。縫い目のほつれや中身(綿・またたび)が出ていないかを時々点検し、傷んだら使用を中止します。夢中で噛む子では誤飲を防ぐため、様子を見て与えましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

おもちゃは安全チェックが欠かせません。ほつれや破損が出たものは早めに交換し、丸呑みできる小さなパーツがないかを確認してください。

よくある質問

またたびとキャットニップはどちらがよいですか
目的と猫の反応しだいです。一般にまたたびの方が反応する猫が多く強めで、キャットニップは穏やかで反応しない猫もいるとされます。強い刺激が苦手そうな子や、まずやさしく試したい場合はキャットニップ、しっかり気を引きたい場合はまたたび、という選び方があります。どちらも反応には個体差があるので、少量から試してみてください。
子猫にも与えていいですか
生後6か月ごろまでの子猫は反応しにくいとされ、無理に与える必要はありません。与え始める目安は生後6ヶ月〜1歳ころからとされています。子猫やシニアは体調に配慮し、ごく少量から様子を見て、体調がすぐれないときは避けましょう。心配な場合はかかりつけの動物病院に相談してください。
毎日与えても大丈夫ですか
おすすめしません。毎日漫然と与えると反応が鈍くなるとされ、頻度は週2〜3回程度まで、控えめなら週1〜2回程度が無難です。ごほうびや遊びの締め、爪とぎ誘導など、目的があるときに少量使うのがちょうどよい距離感です。
うちの猫は全く反応しません。異常ですか
異常ではありません。生まれつきまたたびに反応しない猫が約2割いるとされ、子猫や高齢猫でも反応が出にくいことがあります。反応しないからと量を増やすのは避け、猫じゃらしなど別の遊びで気を引く方法に切り替えるとよいでしょう。

まとめ

またたびとキャットニップは別の植物で、またたびの方が反応する猫が多く強めの傾向、キャットニップは穏やかで反応しない猫もいます。どちらも反応には個体差があり、生まれつき効かない猫や、子猫・高齢猫で反応が出にくいこともあります。製品タイプは粉末・液体スプレー・実(またたび玉)・枝スティック・けりぐるみなどがあり、爪とぎ誘導はスプレーや粉、遊び・ストレス解消はおもちゃや玉、と目的から選ぶと失敗しにくくなります。使うときは少量から、多くても週1〜2回程度にとどめ、粉の誤嚥や実の丸呑み、興奮しすぎに注意しましょう。体調が悪い猫や妊娠中、持病のある猫は避けるか獣医師に相談を。またたびはあくまで暮らしを彩る"きっかけ"として、上手な距離感で取り入れてみてください。またたびの代わりに猫草を取り入れたい場合は

もあわせて参考にしてください。

出典・参考

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