猫がお尻を床にこする・なめる・臭うときに考えたいこと|肛門嚢(肛門腺)のトラブルと受診の目安
対象の目安: 全ライフステージ


猫が床の上に座り込み、前足だけで体を引っぱるようにしてお尻をずりずりとこすりつけている。その姿はどこかユーモラスで、ネット上では「猫戦車」と呼ばれることもあります。けれど、この「お尻歩き」は、お尻に何らかの違和感があるときに見られる仕草です。お尻をしきりになめる、お尻のあたりから強いにおいがする、といったサインも同じ仲間です。
この記事では、お尻をこする・なめる・臭うというサインから考えられる原因を整理し、そのなかでも見落とされやすい「肛門嚢(肛門腺)」のトラブルについて、詰まりから破裂までの進み方、家庭での肛門腺絞りの考え方、受診の目安をまとめます。下痢や便秘、ノミ、肥満といった個別のテーマは既存の記事に譲り、ここでは「お尻のサインをどう読み、いつ病院に行くか」に絞ります。原因を確かめられるのは獣医師の診察だけです。この記事は、受診を判断し、状況を正確に伝えるための手がかりとして使ってください。
お尻をこするのは「違和感」のサイン
英国の動物病院チャリティーPDSAは、猫のお尻歩きを「何かが刺激になっている、かゆい、または痛いというサイン」と説明しています。そのうえで、ときどきこする程度なら問題がない猫もいるが、何度もこする、あるいは不快そうにしている場合は何かが起きている可能性が高いとしています。
米国のペット医療情報サイトPetMDの獣医師執筆記事も、お尻歩きはかゆみや不快感、肛門近くに何かが詰まっているような感覚が原因で起こることが多く、軽いことが多い一方で、頻繁にこする、痛がる、見た目に異常がある場合は注意して見るべきだとしています。同記事は、この仕草は犬より猫のほうが少ないとも書いています。
つまり、お尻歩きを1回見かけただけで慌てる必要はありませんが、「繰り返す」「なめ続ける」「においが変わった」という場合は、原因を確かめたほうがよいサインです。
考えられる原因を整理する
お尻をこする・なめる原因は、肛門嚢だけではありません。今回確認した資料に挙げられているものを整理します。
| 原因の候補 | 資料での説明 | 家庭で気づけること |
|---|---|---|
| 便や猫砂の付着 | 付着物は原因の一つ(PDSA、PetMD)。長毛の猫は毛に付着しやすい(PetMD) | 尾の下の毛に便や砂が付いていないか |
| 下痢・軟便、便秘 | 便秘や下痢などお腹の調子が悪いときにもお尻歩きが見られる(アニコム損保) | 便の形・回数の変化 |
| 寄生虫 | お尻のかゆみのよくある原因(PDSA)。お尻まわりや寝床に白い米粒のような条虫の節が見えることがある(PetMD) | お尻や寝床の白い粒 |
| 皮膚のかゆみ・アレルギー | ノミ、環境中のアレルゲン、食物アレルゲンによるかゆみ(PetMD)。皮膚炎が原因のこともある(ねこのきもち) | ほかの部位のかゆみ、赤み、脱毛 |
| 肛門嚢のトラブル | 詰まり、炎症、膿瘍、破裂(VCA、アニコム損保ほか) | 強いにおい、腫れ、肛門の横のぬれや穴 |
| しこり・腫瘍 | お尻の近くのしこりが刺激になる(PDSA)。良性・悪性の腫瘍がある(PetMD) | 肛門のまわりのふくらみ |
| 直腸脱 | 直腸の一部が肛門から出る。成猫より子猫、とくに下痢をしている子猫に多い(PetMD) | 肛門からピンク色のかたまりが出ている |
便の汚れ、下痢や軟便
もっとも身近なのは、お尻まわりの毛に便が付いている場合です。下痢や軟便が続くと、お尻が汚れやすくなるうえ、肛門のまわりの皮膚も荒れやすくなります。下痢そのものの原因と受診の目安は、別の記事でまとめています。
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寄生虫
PetMDは、ノミと、ノミが運ぶ条虫がお尻のかゆみの原因になりうるとしています。お尻まわりや寝床に白い米粒のようなものを見つけたら、写真を撮るか、可能なら袋に入れて持参し、受診時に見せてください。ノミと瓜実条虫の関係や予防の考え方は、ノミ・マダニの記事を参照してください。
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皮膚のかゆみ、アレルギー
アレルギーによるかゆみは、お尻まわりにも出ることがあります。ねこのきもちWEB MAGAZINEの獣医師解説は、お尻歩きは肛門腺が関係している場合が多いとしつつ、皮膚炎や寄生虫が原因のこともあるとしています。お尻だけでなく、お腹や内もも、背中などもよくなめている、毛が薄くなっているという場合は、皮膚全体の問題として相談するとよいでしょう。なめすぎによる脱毛については、別の記事で扱っています。
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肥満や体の痛みで、お尻の手入れができない
猫はふだん、自分でお尻まわりをなめてきれいに保っています。PetMDは、肥満の猫はお尻に口が届きにくく、手入れが難しくなることがあるとしています。体重の見直しは、お尻のトラブルの予防にもつながります。
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また、関節炎で体をひねるのがつらい猫では、毛づくろいの仕方が変わることがあります(関節炎の記事で紹介しているサインの一つです)。高齢の猫で、お尻まわりが汚れがちになった、毛並みが乱れてきたという場合は、痛みが隠れていないかも含めて相談してください。なお、関節の痛みとお尻の汚れを直接結びつけた記載は、今回確認した資料にはありませんでした。
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肛門嚢(肛門腺)とは
肛門嚢は、肛門の左右に1つずつある小さな袋です。アニコム損保の「みんなのどうぶつ病気大百科」は、肛門を時計の文字盤の中心に見立てると4時と8時の位置に開口していて、中には悪臭のある液体またはペースト状の分泌物がたまり、ふだんは排便時に排出されると説明しています。猫どうしがお尻のにおいを嗅ぐのは、この分泌物のにおいを確かめているのだとアニコム損保の別の記事は紹介しています。
猫では犬より少ないとされる
「肛門腺絞り」というと犬のケアの印象が強いかもしれません。実際、獣医師向けのMSD(Merck)獣医マニュアルは、肛門嚢の病気は犬ではよくある問題だが猫ではまれだとしています。アニコム損保も、犬では多い病気だが猫でもまれにみられる、第一アイペットの獣医師監修記事も猫ではまれだと書いています。
ただし、「少ない」は「起きない」ではありません。アニコム損保は、犬ほど多くはないが猫でもたまに見られ、気づくのが遅れると破裂してしまうこともあるとしています。
トラブルはどう進むのか
肛門嚢のトラブルは、段階的に進むことがあります。VCA Animal Hospitalsは、分泌物が詰まると肛門嚢に炎症や感染が起き、膿がたまった状態(膿瘍)になり、さらに破裂することがあると説明しています。
| 段階 | 資料で説明されている状態 | 見た目や様子 |
|---|---|---|
| 詰まり(貯留) | 開口部がふさがる、排出する力が弱いなどで分泌物がたまりすぎる(アニコム損保) | 外見ではわかりにくい。お尻を気にする |
| 炎症・感染 | たまった分泌物に細菌が感染して炎症が起きる(アニコム損保、第一アイペット) | なめる、こする、においが強くなる、触られるのをいやがる |
| 膿瘍 | 膿がたまり、肛門の横が腫れる(VCA、アニコム損保) | 肛門の脇のふくらみ、赤み |
| 破裂 | 皮膚が破れて穴が開き、血や膿が出る(アニコム損保、第一アイペット) | 肛門の横の穴、灰白色や茶色の液体、血膿でお尻が汚れる |
VCAは、初期のサインとしてお尻を床にこすりつける、肛門や尾をなめる・かむことを挙げ、尾のまわりの脱毛や排便をいやがる様子がみられることもあるとしています。アニコム損保の記事は、お尻から強いにおいがする、座りたがらない、お尻まわりを触ると怒る、排便したがらないといった様子も挙げています。
なりやすくなる要因
アニコム損保の記事によると、分泌物の性状には個体差があり、さらさらした液状のタイプより、固形に近いどろっとしたタイプのほうが詰まりやすいとされます。肥満や筋力の低下があると詰まりやすいともいわれ、太っている猫や年をとった猫は注意が必要だとしています。猫どうしのけんかの咬み傷から感染することもある一方で、原因は特定できないことが多いとも書いています。
VCAは、再発しやすくなる背景として、肥満、慢性的な下痢、慢性的な便秘、炎症性腸疾患、アレルギー(食物アレルギーを含む)、構造の異常を挙げています。下痢や便秘が続いている猫では、お腹の問題を治すことが、お尻のトラブルを減らすことにもつながります。
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家庭での肛門腺絞りはどう考えるか
犬では、飼い主が定期的に肛門腺を絞る家庭もあります。猫ではどうでしょうか。確認した資料の立場は、おおむね「まずは動物病院に相談」で共通していました。
- ねこのきもちWEB MAGAZINEの獣医師解説は、お尻歩きは健康な猫には見られない動作だとして、自己判断で肛門絞りをする前に獣医師に相談するよう書いています。片側が破裂したあと、痛みが残ったままもう片方を絞ることは絶対にしないよう注意し、不安があれば動物病院で絞ってもらい、正しい方法を教わったうえでできそうなら飼い主が行うこともある、としています。
- アニコム損保の記事は、猫は自宅で肛門腺絞りを行うのは難しいかもしれないとし、無理に行うと破裂することがあるため、炎症が起きている場合は必ず動物病院で絞ってもらうよう書いています。過去に肛門嚢のトラブルを起こしたことがある猫は、月に1回程度、動物病院で分泌物がたまっていないか見てもらうことをすすめています。
- 同じくアニコム損保の病気大百科は、絞り方には少しコツがいるので、うまく絞れないときはトリミングサロンや動物病院にお願いするか、絞り方を教えてもらうよう書いています。
注意
治療について、第一アイペットの獣医師監修記事は、軽症なら分泌物の除去、患部の洗浄と消毒、抗生剤の注入を行い、炎症がひどく膿んでいる場合は肛門嚢を切開して洗浄することがあり、内科治療に反応しない場合は肛門腺を切除する手術が必要になると説明しています。アニコム損保の記事は、出口が詰まっている場合は細いカテーテルを入れて洗浄し、詰まりを解除すること、破裂した場合は裂けた皮膚を縫合する必要があること、炎症を繰り返す場合などは肛門嚢の切除を検討することを挙げています。同社は、猫はこうした処置をいやがることが多く、鎮静が必要になる場合があるとも書いています。
受診の目安
ここまでの内容を、受診の目安として整理します。あくまで目安で、迷ったら動物病院に電話で相談する、を基本にしてください。
まず家庭で確認したいこと
- 尾の下やお尻まわりの毛に、便や猫砂が付いていないか
- 肛門のまわりが赤い、腫れている、ぬれていないか
- 肛門の横に穴や傷がないか
- お尻や寝床に白い米粒のようなものが落ちていないか
- 便の形や回数がいつもと違わないか
- お尻以外(お腹・内もも・背中)もなめすぎていないか
注意
次のような場合は、早めに動物病院で診てもらいましょう。
- お尻歩きを1日に何度もする、または週に何度も繰り返す
- お尻をしきりになめる、かむ
- お尻から魚のような生臭いにおいや、いつもと違う強いにおいがする
- 肛門のまわりが赤い、腫れている、しこりがある
- お尻や寝床に白い米粒のような条虫の節が見える
- 付着物を洗っても取れない、取れても繰り返しこする
- 座りたがらない、お尻を触られるのをいやがる、排便をいやがる
注意
次のいずれかに当てはまる場合は、できるだけ急いで受診してください。
- 肛門の横に穴が開いている、血や膿が出ている(破裂の可能性)
- 痛がって鳴く、触らせない、元気や食欲が落ちている
- お尻からひもなどが出ている。ひもは絶対に引っぱらない
- 肛門からピンク色のかたまりが出ている(直腸脱の可能性)
- トイレで鳴く、いきむのに便や尿が出ない
アニコム損保の記事も、お尻を気にする仕草やお尻歩き、肛門まわりのぬれ、変なにおいなどを日ごろから観察し、おかしな点があれば早めに動物病院に相談するよう書いています。
受診のときに伝えたいこと
第一アイペットの記事によると、肛門腺炎の診察では、肛門に指を入れて触る直腸検査で肛門腺の腫れや熱感、痛みを確かめます。PetMDは、お尻歩きの診察では、まず身体検査で肛門まわりに原因がないかを見て、条虫の節がないか便を調べることもあるとしています。飼い主の観察は、こうした診察の手がかりになります。
- 1
いつから、どのくらいの頻度かを伝える
お尻歩きやお尻をなめる様子に気づいたのはいつか、1日に何回くらいか、増えているか。可能ならお尻歩きの様子を動画に撮っておくと伝わりやすくなります。 - 2
お尻の見た目を写真に残す
明るい場所で、尾の下と肛門のまわりを撮ります。腫れ、赤み、ぬれ、穴、付着物の有無がわかると役立ちます。痛がる場合は無理に尾を持ち上げず、見える範囲だけで構いません。 - 3
便の状態をまとめる
便の形、回数、においの変化。下痢や便秘がないか、トイレでいきむ、鳴くといった様子がないか。写真があると確実です。 - 4
気になるものがあれば持参する
お尻や寝床で見つけた白い粒などは、ビニール袋などに入れて持っていくと診察の参考になることがあります。持参の方法は電話で病院に確認すると安心です。 - 5
これまでの経過を伝える
過去に肛門腺を絞ってもらったことがあるか、ノミ・寄生虫の予防をしているか、最近の体重の変化、フードの変更、ほかの部位のかゆみ。多頭飼いなら同居猫にも同じ様子がないか。
家庭でできる予防と日ごろのケア
原因によって対策は変わりますが、資料で紹介されている範囲で、日ごろからできることをまとめます。治療中の猫では、ケアの内容を獣医師と相談してください。
便の状態を見ておく
アニコム損保の記事は、下痢や便秘は肛門嚢炎のリスクになるため、健康のバロメーターとして便の様子を確認し、消化器の異常があれば動物病院に相談するよう書いています。遊びなどの運動を取り入れて腸を動かし、排便を促すこともよいとしています。
MSD(Merck)獣医マニュアルは、犬と猫の肛門嚢の病気の対策として、食事に食物繊維を補うと便のかさが増え、排便時に肛門嚢が押されて中身が出やすくなるとしています。ただし猫の食事内容を変えるのは、持病や体質との兼ね合いもあるため、自己判断ではなく動物病院で相談したうえで行ってください。
体重を適正に保つ
アニコム損保は、肥満が肛門嚢炎のリスクを上げることがあるので太らせないことが大切だとしています。PetMDも、肥満の猫はお尻の手入れが難しくなるとして、適正体重の維持と、必要なら獣医師と減量計画を立てることをすすめています。
お尻まわりを清潔に保つ
アニコム損保は、長毛でお尻まわりの毛に便が付いて汚れてしまう猫では、定期的にお尻まわりの毛を短くしたり、排便後にペット用のウェットティッシュでこまめに拭いたりして清潔に保つとよいとしています。PetMDも、長毛の猫では尾の下の毛を短く整えることが対策になる場合があるとしています。ねこのきもちWEB MAGAZINEの獣医師解説は、肛門腺の開口部まわりを清潔に保つことを心がけ、汚れていたらシャワーで洗い流すなどするとよいとしています。
毛を切るときは、皮膚を傷つけないよう注意が必要です。お尻まわりのカットに不安があれば、動物病院やトリミングサロンに相談してください。日ごろのブラッシングの基本は、次の記事にまとめています。
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寄生虫の予防を続ける
PetMDは、ノミとノミが運ぶ条虫はお尻のかゆみからお尻歩きにつながることがあるとして、継続的な寄生虫予防を挙げています。どの予防薬を使うかは、動物病院で相談して選んでください。
定期的な健康診断で見てもらう
PetMDは、健康診断で肛門の近くのしこりなどを早い段階で見つけられることがあるとしています。過去に肛門嚢のトラブルがあった猫では、アニコム損保がすすめるように、定期的に動物病院で分泌物がたまっていないか見てもらうと安心です。
よくある質問
猫がお尻歩きをしました。すぐ病院に行くべきですか
猫にも肛門腺絞りは必要ですか
自宅で肛門腺を絞ってもいいですか
お尻の横に穴が開いて、血や膿が出ています
お尻のあたりから生臭いにおいがします
まとめ
猫がお尻を床にこする、しきりになめる、お尻が臭う。こうしたサインの背景には、便の付着や下痢、寄生虫、皮膚のかゆみ、肥満で手入れができないこと、そして肛門嚢のトラブルなど、いくつかの原因が考えられます。肛門嚢の病気は猫では犬より少ないとされますが、放っておくと炎症から膿瘍、破裂へと進むことがあります。1回だけのお尻歩きで慌てる必要はありませんが、繰り返す、腫れや出血、穴がある、痛がる、という場合は早めに動物病院へ。家庭での肛門腺絞りは自己判断で始めず、便の状態と体重、お尻まわりの清潔を保つことを日ごろのケアの軸にしてください。
出典・参考
- Scooting in cats(PDSA)
- Cat Dragging Butt? 6 Common Causes and How To Stop Your Cat's Scooting(PetMD)
- Anal Sac Disease in Cats(VCA Animal Hospitals)
- Anal Sac Disease in Dogs and Cats(MSD Veterinary Manual / Merck Veterinary Manual)
- 肛門嚢(腺)炎 <猫>(アニコム損保 みんなのどうぶつ病気大百科)
- 猫の「肛門嚢」が破裂した?それってどんな病気?(アニコム損保 猫との暮らし大百科)
- 肛門腺炎 [猫]|【獣医師監修】うちの子おうちの医療事典(ペット保険の第一アイペット)
- 猫に多いお尻の病気「肛門嚢炎」の疑問にお答えします|獣医師解説(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
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